5月15日に上海軟科教育情報コンサルティング有限公司（以下「軟科」と省略する）が「2020軟科中国大学ランキング」を発表しました。軟科が自ら開発した大学可視化評価分析特許技術を元に、「大学360度データ観測プラットフォーム」によるビッグデータに基づき、10の評価モジュール（教育レベル、学科レベル、教育資源、教員規模及び枠組み、人材育成、科学研究、社会貢献度、高級人材、重大プログラム及び成果、国際競争力）、さらに84の評価指標を設定し、「軟科中国大学ランキング」を2015年から毎年作成・発表しており、中国で注目を集めています。
2020年度のランキングは中国の1200あまりの大学を対象に、これらの大学を初めて総合大学（国立及び公立総合大学、理工系大学、教育系大学、農業系大学、林業系大学）、7種の単科大学（公立医学・薬学系大学、経済系大学、言語系大学、法律系大学、民族系大学、体育系大学、芸術系大学）と3種の私立大学に分けて、それぞれ異なる指標により大学を評価しました。
今回、計567の大学が総合大学ランキングに入り、そのうち、清華大学、北京大学、浙江大学、上海交通大学、南京大学が全国トップ5になり、復旦大学（6位）、中国科学技術大学（7位）、華中科技大学（8位）、武漢大学（9位）、中山大学（10位）も全国トップ10に入りました。
北京協和医学院（医学・薬学系），上海財経大学（経済系），北京外国語大学（言語系），中国政法大学（法律系），中央民族大学（民族系），上海体育学院（体育系）、中央音楽学院（芸術系）がそれぞれ単科大学ランキングの首位にあります。
さらに、トップ100のうち、85の大学が双一流大学で、15の非双一流大学のうち、南方科技大学（46位）、上海科技大学（62位）、深圳大学（65位）は順位が最も高いです。蘇州大学（38位）と上海大学（45位）は地方の公立大学のうち、順位が最も高いです。
