九州大学大学院医学研究院の森 正樹(もり まさき)主幹教授が、令和2年春の紫綬褒章を受章しました。紫綬褒章は国家又は公共に対し功労のある方、社会の各分野における優れた行いのある方などを表彰する日本の栄典(勲章及び褒章があります)の一つで、科学技術分野における発明・発見や、学術及びスポーツ・芸術文化分野における優れた業績を挙げた方に授与されます。
森教授は九州大学大学院医学研究科博士課程を修了後、本学医学部附属病院助手、生体防御医学研究所助教授を経て、平成10年九州大学生体防御医学研究所教授に就任しました。その後、大阪大学大学院医学系研究科消化器外科学教授を経て、平成30年10月に九州大学大学院医学研究院消化器・総合外科学分野教授に就任し、令和元年5月九州大学主幹教授の称号を授与されています。
森教授は、治療が難しいとされる難治癌の中で、特に患者数の多い消化器癌の難治癌克服に向けた研究を行い、難治性の要因とされる癌幹細胞の研究分野に貢献し、癌幹細胞の新規マーカーの同定とそれを応用した治療法の開発とともに、難治癌を超早期の段階で発見する手法の開発における業績が評価されました。
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