九州大学農学部附属農場での長年の研究により育成されたブドウの新品種「BKシードレス」は、2011年に農林水産省に品種登録されました。
研究は1990年、当時、附属農場で研究を行っている若菜先生と比良松先生により、マスカットベーリーAと巨峰との交配からスタート。酒井かおり准教授は、優れた性質をもつBKシードレスを「どうにか世の中に送り出したい」と思い、農学研究院および有体物管理センターの研究者とともに、2005年から栽培技術の確立と普及に向けた研究を始めました。
BKシードレスは大粒の種子なしブドウで、極上の食味と食感を持つことが特徴です。九州大学の研究グループの指導のもと、2011年からブドウ生産者による現地試験栽培が始まり、2013年からは協力農家が本格的に出荷を開始。BKシードレスの高品質果実はブランド名「みつしずく」として福岡市内の百貨店で販売されています。
「今後も、もっと多くの方に味わっていただけるように取り組んでいきたい」と語る酒井准教授。皆さんも、酒井准教授の熱い思いがこもった、とっても甘いBKシードレスの味わいを、ぜひ楽しんでみてください。
图文来源网络 如有侵权 请联系删除