まずは宋敏所長及び李副所長と徐副所長が日本生活への適応、卒業論文から、異なる文化背景にある指導教官と研究室の先輩との人間関係の扱い方を、それぞれの九州大学で留学する間の経験とあわせて、いろいろとアドバイスしました。厳密な計画を立て、勉強に力を入れ、グローバルな環境の下で、できるだけブラッシュアップを目指し、留学に行く初心を忘れないように、と宋敏所長が表しました。徐副所長は研究と論文の線から入って、もっと効果ある研究結果、質のよい論文の作成方法などについて、自分の経験によって紹介しました。また、指導教員や研究室の先輩たちとの関係の把握、集団意識の育成、グループ作業の重要性などを強調しました。李副所長が主には心理学の角度から、「平安留学」及び「異文化受入心理」の重要さと海外留学時によくあった心理的問題への対応方法を詳しく紹介しました。生活上にも学生たちにたくさんのコツを教えてあげました。中国農業大学の李先生も自分の留学経験を紹介し、論文の書き方から、学会雑誌などでの論文発表の必要性と重要性、指導教官や周りの人たちとの人間関係まで、貴重なアドバイスをしました。そして、異なる教育・文化環境での適応性の育成についても、実例によって自分なりの経験を学生たちに共有しました。
そのほか、今回はレオパレス21の北京代表処の鄭店長及び職員の劉さんをお招き、賃貸部屋探し、契約手続きの流れ、特に契約結ぶ時の要注意事項などについて、新生たちに詳しく紹介してくれました。同じ会社のスタッフも会社パンフレットと多種類のプレゼントを来場学生たちに配りました。