多くの中国人はこれまで、高考は非常に重要という観念を抱いてきました。しかし、時代が発展するにつれ、勉強するための「道」も多元化しており、そのような考え方は、「00後」の間では、主流ではなくなっているようです。留学や芸術大学への進学、独自の入学試験を実施する大学の登場など、「千軍万馬」が1本の「丸木橋」を通る必要はなくなっており、「高考の結果が一生を決める」と考える高校生は減っています。
あるメディアがこのほど、高考を受ける予定の「00後」の高校生約2万人とその保護者、その他のネットユーザーらを対象にアンケート調査を実施したところ、受験を予定する高校生の約半数が、「高考を受けるのは経験を積むためで、『運命』を変えるためではない」との見方を示しました。また、「経験を積むため」と回答した保護者の割合はそれより高く、70.7%を占めました。
調査によると、「00後」の4分の1以上は、高考を受けたとしても、試験の結果だけに基づいて大学を選ぶことはせず、他のいろんなルートも試したいとの見方を示しました。うち、独自の入学試験を実施している大学の入試を受ける、総合的に評価する、芸術大学を受験するなどの「ルート」が最も多かったです。