中国教育国際交流協会が主催する2016年日本留学フェア（中国国際教育展in上海）は 10月29日（土）、10月30日（日）の両日、上海世博展覧館で行われ、京都大学、一橋大学、本学などの大学は出展しました。
上海国際教育展には、本学国際部留学生課稲澤さん、入試課屋山さん、当事務所スタッフが派遣され、本学への留学を希望する学生や保護者からの質問に答え、留学関係資料を配りました。
本学ブースの問い合わせ者人数は北京とあまりかわりませんが（北京会場約150人で、上海会場約120人）、また、両フェアとも去年と比べほぼ同じで、本校の国際コースに強く関心を示す学生が多く見受けられました。そのほか、北京のフェアで本校への留学を希望する学生の中に、医学、工学、経済学など理科系専攻の学生が多かったことに対し、上海では、医学と工学の他、教育、社会及び環境、都市建設などの文科系専攻にも興味を持つ学生が多かったことが分かりました。さらに、上海会場の来場者が学費についてほぼ不関心で、特色専攻、優れた研究分野、そして卒業後の進路などの問題に注目を浴び、子供教育のためなら、いくら支払っても文句なしという親の心理が表しています。また、上海と北京両会場の来場者も熊本地震や日中関係が中国人日本留学及び日本就職への影響についても関心を持つようになりました。
