小児科博士 北京大学第三病院小児科主治医 |
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2002年4月-2006年3月
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九州大学医学府に留学、博士学位を取得
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現在
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北京大学第三病院小児科主治医
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1、 数えてみたら、倪先生は九大を卒業してから既に6年になりましたね。博多、九大にいる時の記憶は時間が経つにつれ薄くならないだろうと思います。留学期間中、一番感動されたことをお聞かせいただけませんか。 2007年3月に九大を卒業したのです。感動したことといえば、いっぱいあります。例えば、九大小児科先生、日本語先生、図書館員、学生係の先生の方々にいろいろお世話になり、先生の皆さんの姿はずっと記憶に残っていくと思います。 それから、九大にいる間、たくさんの友達ができました。例えば、学校が社会と合同で開催された交流会にて、恵美子さんという女の子と知り合って、私が卒業して帰国する時、わざわざ空港まで送ってくれ、しかもわざわざ中国まで見舞いに来たことも3回もあります。あるとき、「わざわざ恐縮よ」と遠慮したとき、「遠慮しないで、中日友好が一番大事よ」と彼女の話にすごく感動されました。 2、九州大学は既に100年もの歴史を持っていて、その歴史は医学部の歴史から始まったと言えます。1914年に元中国科学院院長、文化巨匠の郭沫若先生は九大医学部に留学していました。この百年歴史を持った九大が与えてくれた積極的なエネルギーは何か、倪先生に紹介していただけませんか。 百年九大の毎年満開している桜が好き、先生の皆様のいつまでも親切で活発している姿に感動しています。「労力なしにはよい結果は得られない」ということは九大で学んだ最大の収穫です。 3、 病院特に小児専門病院に毎日混んでいるようです。医者とは偉大な職業だといえます。豊富な知識と経験、そして卓越した技術のほか、優秀な職業道徳を合わせ持つ必要があります。とりわけ小児科医はそのほかにも子供に対する親切さなども必要になります。優秀な小児科医になるには、何が必要と思いますか。 人間は誰でも病気になりうるが(完全に止めることは難しいですが)病気による悪い影響を削減することができます。医者を「優秀」という言葉で褒めるべきではなく、「医師らしい道徳を持っている」「卓越した医療技術を持っている」という言葉で敬意を表したらいいと思います。それは我々小児科医にとっても不可欠だと思います。 4、 医者さんは普通の私たちより健康に気を付けるでしょう。普通、どうやってストレス解消するのか、ご経験を聞かせていただけませんか。 私の趣味は太極拳をすることですので、暇なとき、よく太極拳をやります。もちろん、これはただ私自分の趣味で、誰にも適用するのではないだろうと思います。 医者として、最も重要なのはいつどこでも博愛の精神の元に、患者のために全力を尽くすことだと思います。 よって、私にとってストレス解消の方法といえば、「今日よくできました、明日また頑張ろう」と毎日自分に話すことです。
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