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段樹民

2008-05-27
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                     神経生物学家

       中国科学院神経科学研究所研究員

          神経科学国家重点実験室主任

                    中国科学院院士

 

「 科学研究は面白いことだけでなく、

           人に役立てる、有意義なことでもある。」

 

 
 
    
 
 
1957年10月  生まれ 
1982年
安徽省蚌埠医学院を卒業
1985年 
江蘇省南通医学院修士学位を取得
1991年
日本九州大学医学博士学位を取得
1992-1994年   中国科学院上海脳研究所でポストドクター研究  
1995-1996年   日本九州大学笹川奨学金特別研究員 
1996-1999年  访问学者としてアメリカハワイ大学Bekesy神経生物実験室、カリフォルニア大学サンフランシスコ分校神経科学実験室で研究活動 
2000年  中国科学院「百人計画」からの援助を獲得 
2000年-現在   中国科学院上海生命科学研究院神经科学研究所研究員  

段樹民教授の研究成果 

                  ――ニューロン-グリア細胞の間のシナプスの長時間可塑性            

          今まで、神経科学についての研究は主にニューロンに集中し、ニューロンの情報処理と伝達機能を中心に研究が行われ、そのメカニズムが明らかにされ、脳の機能も主にニューロンが働いていると考えられていた。グリア細胞は不活性細胞で、ニューロンを支持、栄養、代謝する作用があるだけで、情報処理と伝達機能は持たないと考えられていた。ところが、この視点は近年の新しい発見によりチャレンジを受け、グリア細胞とニューロンが相互作用しており、さまざまな神経機能の影響についての研究が注目され始めた。中国科学院上海生命科学研究院神経科学研究所の段樹民教授等は、近年来この分野で系統的な研究を行い、大きく進展させた。   ニューロン間では、情報の伝達と処理の鍵となる部位はシナプスで、シナプスによる情報の伝達と処理する能力は変えられる。つまり、可塑性を持っている。変化して長時間持続できるようになるから、長時間可塑性と呼ばれる。長時間可塑性は脳の学習と記憶の基礎と考えられる。ニューロンシナプスの発生原因は、NMDAという受容体が刺激することを解明した上で、段樹民教授等はアストロサイトの分泌するD-絲アミノ酸がニューロンシナプスNMDA受容体を活性化させ、長時間可塑性を発生させる鍵となる分子で、アストロサイトが脳の高次機能活動に関与する証拠を提供した。 この研究成果は2003年度中国医薬科技十大ニュースと、2006年度中国十大基礎研究ニュースのひとつになった。

    

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[责任编辑:] 标签: 研究 科学院 塑性 大学
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