2016年7月31日、欧米同窓会北京フォーラム2016年中国留学者革新創業フォーラムが開催しました。会議中、中国及びグローバル智庫と北京海威時代教育コンサルティング有限会社が連合で「2016年中国海帰就職調査書」（以下「報告」と省略する）を発表しました。「報告」では、我が国における留学帰国者の就職現状、新生世代である“90後”海帰の就職について新たな特徴、企業が海帰に対する需給、また、就職に関するアドバイスを提供しました。
今回の調査では、2016年3月から7月まで、留学帰国者を対象とし、高校から博士までです。調査内容は、職業や給料、帰国原因、職業計画など、全部で820枚のアンケートを回収され、その中、女性が70％を占め、年齢は26-35歳を集中しています。また、修士が多く占めており、専門がビジネスが主としています。
「報告」の結果によると、家庭要素が子供へ留学することを大きく左右しています。海帰のご両親の学歴が比較的に高く、学士学位が44.8％を占め、修士が17.7％、博士が4.7％となっております。また、海帰が帰国して就職する原因として、トップが「感情と文化要素に関する影響」（43.7％）、次いで、「国内全体の経済展望が良く、政治が安定」、「国外形勢は外国留学生の就職には不利です」という割合がそれぞれ37.1％、23.4％を占めています。
また、「報告」では、“学んだもの”と“実用したもの”と大きな差が生じていることが分かりました。さらに、大部分の回答者では、企業は採用した際、海帰を優先的に雇用する割合が4割に達しておらず、外国へ留学したことがない者とあまり差がないようです。
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