ベネッセ·駿台は1月20日、大学入試センター試験自己採点集計「データネット2016」にて、国公立大学や難関国立大学、センター試験利用私立大学の志望動向を含む全体概況を更新しました。国公立大志望者は前年とほぼ同数です。
1月20日に更新された全体概況では、センター試験最終志願者56万3,768人です。国公立大の志望動向を見ると、志望者数は44万9,236人で前年から微増しており、対前年指数は101です。学部系統別では法学や経済、経営、商学、国際関係学系統などの文系学部で志望者数の増加がみられます。理系では医、歯、薬系統で志願者数減となっています。
難関国立大動向では、旧帝大の東京大学、京都大学、北海道大学、東北大学、名古屋大学、大阪大学、九州大学に加え、東京工業大学と一橋大学、神戸大学の計10大学について、各学部ごとの募集人数に対する志望動向を一覧にまとめています。2016年度より東京大学の後期日程が廃止となったことから、全体の志望者数は減少しているものの、おおむね前年並みの志向です。東京工業大学、一橋大学の後期日程志願者が増えており、東京大学の後期日程廃止から流れた影響とみられます。