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中国の高等教育の曲がり角

2015-05-05
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   1980年代からの改革開放体制の下で現代化の道を歩み始めた中国の高等教育は、大胆な拡大政策へと大きく舵を切りました。大学生数は1990年代の61万人から、2013年の700万人に急増し、この十数年間の拡大政策も中国の高等教育に重大な曲がり角を迎え、3つの課題を招きました。
   第一の課題は、需給構造の変化
   中国の若い人口が一人っ子政策より減少させ、大学に進学したい願書数は2008年にピークの1050万人から徐々に縮小してきます。その故、大学進学ハードルが低くなり、大学入試の合格率は2011年70%から2013年の77%まで上ります。特に北京・上海などの大都市では、8割以上の合格率もあります。大学教育は「買い手」から「売り手」へと急に転換させ、民営大学や高等職業学校などは学生募集難に直面し、閉鎖の危機に陥る学校もよくあります。20世紀90年代以後日本のように、中国も誰でも高等教育を受ける時代に入ってきます。
   第二の課題は、雇用問題
   中国1999年代に高等教育を受ける人数は85万人で、2005年に300万人を超え、2014年に659万人まで上ります。が、この驚くべき速度が、中国経済にとっては、巨大な負担となっています。最近の調査によると、約3割の新卒大学生は就職できません。就職難を解決するため、地方大学を代表的に、いろいろな高等学校は職業教育に転換しつつあり、学生の起業や中小都市及び農村就職に便宜を提供しています。しかしながら、これらの対策は、即時の問題を軽減することができるかもしれないが、長期的効果は疑っています。
   第三の課題は、グローバル化への対応
   先進国の技術知識を積極的に導入というのは、中国改革開放政策の重要な基礎で、方法の一つとしては海外に留学生を派遣することです。今の中国は世界最大の留学生輸出国です。勿論、これらの「海外帰国派」は、中国の近代化と技術開発のコアグループになるに決まっています。が、人数の増加に伴い、今まで国内の大学生より優位性を持っていた留学生たちの価値も、段々落ちってしまいます。
 

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[责任编辑:] 标签: 高等教育 大学 万人 政策 年代
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