英国のクアクアレリ シモンズ社(QS)が16日、QS世界大学ランキング2014-2015を発表しました。 マサチューセッツ工科大学が、3年連続で首位になりました。中国大陸の最上位は、47位につけた清華大学でした。日本最高は東京大学の31位でした。そのほか、上位100大学の中に日本からは京都大学(36位)、大阪大学(55位)、東京工業大学(68位)、東北大学(71位)がランクインしています。九州大学が昨年より7位上昇の126位となりました。
QSは、「科学と技術の研究成果の影響力と重要性は、マサチューセッツ工科大学、ケンブリッジ大学、インペリアル カレッジ ロンドンなどの有名大学が、長期的に上位を維持する重要な原動力となっている」と指摘しました。
日本の大学でトップ100に入ったのは、5大学。昨年99位でランクインしていた名古屋大学が、惜しくも103位とランク外へ。
31位 東京大学(up)
36位 京都大学(down)
55位 大阪大学(-)
68位 東京工業大学(down)
71位 東北大学(up)
トップ100〜200に入ったのは、5大学。
103位 名古屋大学(down)
126位 九州大学(up 2013年133位)
135位 北海道大学(up)
197位 慶応義塾大学(down)
198位 筑波大学(up)
国別にトップ100にランクインした大学。
アメリカ 28大学(down)
イギリス 19大学(up)
オーストラリア 8大学(up)
オランダ 6大学(-)
日本 5大学(down)
カナダ 5大学(-)
スイス 4大学(-)
中国 3大学(-)
香港 3大学(-)
韓国 3大学(up)
フランス 2大学(-)
QSは2004年から毎年、世界大学ランキングを発表しています。QSは学術界の同業者かからの評価、教員の論文引用数、外国人教員と留学生の比率などの6指標に基づき、世界3000校の格付けを行っています。