中国は22日に新しい外国人出入国管理条例を発表しました。今回の条例は普通ビザの種類と発行に新たな規定を制定するものです。これによって中国に滞在・居留する外国人の管理のいっそうの具体化を図ります。
具体的には、ビザの種類によって外国人入国の理由を正確に反映し、外国人入国管理の精緻化を実現するため、普通ビザの種類が現行の8種類から12種類に増やされます。
新たに増やされたのはQビザで、海外に住む中国人が親族を訪ねるための帰国を対象として発行されます。このほか普通ビザの中にRビザが増設されます。これは外国のハイレベル人材と緊急に必要な人材が対象で、これらの人材の入国・出国に便宜を提供します。
条例は9月1日から執行される予定で、同時に1986年に公布された外国人出入国管理法は廃止となります。