中国教育部によると、留学生の帰国手続きを簡素化し、帰国留学生の仕事と生活を便利にするため，これまで留学生が帰国する前、中国大使館に申請する必要のある「留学帰国人員証明」は2020年11月1日から廃止することになりました。教育部が具体的に下記のとおり規定しています。
一、2020年11月1日から、「留学帰国人員証明」を廃止します。2020年10月1日から、海外の中国大使館と領事館は「留学帰国人員証明」の発行申請を受理しなくなります。2020年9月30日前に提出済みの申請について、海外の中国大使館と領事館は留学生の意向に基づき対応する方針です。すでに受理済み且つ発行時間が2020年11月1日以降である場合、「留学帰国人員証明」は有効とします。
二、「留学帰国人員証明」は廃止した後、関連部門や機構が実際の需要に基づき、帰国留学生の提供する海外留学先や研究機構が発行する受入証明材料、学位証明書或いは卒業証明書、研究を行う証明材料、及び帰国留学生が教育部留学サービスセンターにより自主的に認定された海外学歴学位認証等により、帰国留学生の身分と経歴を認定することができます。さらに、帰国留学生のパスポートとビザ、出入国記録、帰国チケットの情報などにより、帰国留学生の留学期間を確定することができます。
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