13項目の指標は具体的に「教育環境(評判、教員と学生の比率、博士号と学士号の比率、博士号授与と研究者の比率、機構所得)”、“研究(評判、研究収入、研究生産力)”、“論文の引用(研究影響力)”、“国際性(留学生の割合、外国スタッフの割合、国際協力)”、“産業界からの収入”を指しており、そのうち、教育環境、研究、論文の引用はそれぞれ30%を占めており、国際性と産業界の収入はそれぞれ7.5%と2.5%を占めている。THEは教育?研究実力を重視していることが分かった。
欧米の大学が主導地位を占めている一方、中国の大学が著しく上昇している。
今回のランキングでは、1位には前年に続き、英国のオックスフォード大学が選ばれた。中国大陸の清華大学(20位) が初めて世界20位にランクインし、アジアの最高位となった。カリフォルニア大学パークレー校が6位上昇し、世界7位まで達してから、世界トップ10のうち、米国の大学が8校を占めることになったが、201位以降の米国の大学が下がる傾向を示している。今回、計141校の大学が初めてランクインし、そのうち、フランスのParis-Saclay Universityが首位の178位だった。
過去10年以来、中国の大学の進みが見られているが,米国の大学が従来のとおり世界で上位を占めているため、グローバルな教育実力の変化が著しく見えないが、実際に大きな変化が起きている。2016年に201~300位を占めていた中国の大学が現在、世界トップ100に入ったか、入る見込みです。例えば、復旦大学,中国科技大学,浙江大学及び南京大学。
一方、2016年に201~300位を占めていた米国の大学が中国より多くあり、その後いくつかの大学(例えばIndiana University、 Northeastern University)も順位を上げたが、トップ100に入った大学がなく、順位が下がった大学もあった。それでも、トップ200のうち、数多くの59校の米国の大学が占めている一方、中国の大学が7校しかない。さらに、ランキング全体では、181校の米国の大学があり、中国の大学数(91校)の約2倍となった。
2021年度ランキングの概要:
世界トップ10の大学:オックスフォード大学、スタンフォード大学、ハーバード大学、カリフォルニア工科大学、マサチューセッツ工科大学、ケンブリッジ大学、カリフォルニア大学バークレー校、イェール大学、プリンストン大学、シカゴ大学。欧米の大学が従来のトップ地位を占めており、そのうち、カリフォルニア大学バークレー校が去年より6位上がった。
中国大陸の91校の大学がランクインし、さらに中国大陸及び香港・マカオ・台湾地区の計13校(中国大陸は6校)が世界トップ200に入った:清華大学(第20位)、北京大学(第23位)、香港大学(第39位)、香港中文大学(第56位)、香港科技大学(第56位)、復旦大学(第70位)、中国科技大学(第87位)、浙江大学(第94位)、台湾国立大学(第97位)、上海交通大学(第100位)、南京大学(第111位)、香港シティ大学(第126位)、香港理工大学(第129位)。
2021年度東アジア地域のTHE大学ランキング(中国大陸及び香港・マカオ・台湾地区、日本、韓国、シンガポールを含む)
日本の大学のうち、東京大学(第36位)、京都大学(第54位)が世界トップ200に入り、日本のトップ2に位置づけている。また、東北大学、東京工業大学、名古屋大学、産業医科大学、大阪大学、九州大学、東京医科歯科大学、筑波大学も日本トップ10に入った。
今回、九州大学は各評価指標でのパフォーマンスが教育環境45.3、研究42.3、論文の引用33.8、産業界からの収入が79で最も高い、国際性40.7であった。そのうち、教育環境及び研究は2016年以降、上がり続けており、少し変動したが、高い水準を維持している。論文の引用は平穏で、産業界からの収入は2017年以降、上がり続けており、国際性も2012年以降、右肩上がり続けている。
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