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九大研究成果:歯周病によるアルツハイマー型認知症関与を解明する新しい発見

2020-07-21 来源:九州大学
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 九州大学大学院歯学研究院の武 洲准教授と大学院歯学府博士課程4年生の曾凡(ソ ハン、日 本政府奨学金留学生)の研究グループは、中国北京理工大学生命学院の倪軍軍(ニイ ジュンジュ ン)准教授(元九州大学助教)らとの共同研究により、歯周病原因菌であるジンジバリス菌(Pg 菌)を全身に慢性投与することにより、正常な中年マウスの脳外で産生される脳老人斑成分 であるアミロイド β(Aβ)が脳内に取り込まれることを初めて発見しました。


 Pg 菌を 3 週 間連続で投与すると、中年マウスの血液脳関門を構成する脳血管内皮細胞周囲の脳実質において、 Aβ が増加し、記憶障害が誘発されることを突き止めました。今回の発見は Pg 菌の全 身投与が中年マウスの肝臓においてAβ産生を誘発することを明らかにした同研究グループの報告 (2019/11/14 九大プレスリリース https://www.kyushu-u.ac.jp/f/37543/19_11_14_01.pdf)を発 展的に実証したものであり、Pg 菌が全身に感染することによって末梢炎症組織で Aβ を誘発すると ともに Aβ が脳内に取り込まれることを示した初めての成果です。


 この研究は歯周病によるアルツ ハイマー病の新たな関与メカニズムを示しており、歯周病の予防ならびに治療によって、アルツハ イマー病の発症と進行を遅らせることが大いに期待されます。 本研究は日本学術振興会科学研究費(JP16K11478、JP16H05848、JP17K17093)および九州大学 OBT 研究センタープロジェクト経費の支援を受け、研究成果は 2020 年 6 月 16 日(火)(日本時間)に、 Wiley 社国際学術誌の「Journal of Neurochemistry」にオンライン公開されました。

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[责任编辑:何苇] 标签: JournalofNeurochemistry JP kyushu-u H05848 K1147
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