当前位置:  九大日文版ニュース最新情報

2018年大卒生約820万人「ゆっくり就職」が特徴

2017-12-12
分享到: 更多
   切换手机版

    2018年度の中国全国における大学卒業生の数は約820万人と予想されています。現在各大学では秋冬シーズンの卒業生向け就職フェアが次第に終わりに近づいています。このほど1ヶ月近くにわたりキャンパスで行われた就職フェアを取材し、80後や90後と比べ、95後はその就職活動にける緊迫した様子が明らかに低いことが見て取れ、卒業生の一部には「ゆっくり就職」現象もみられました。

    首都経貿大学で行われた就職フェアの行き交う人ごみの中で、出会った王天順さんはすでに数社からオファーをもらっているが、慌てて決めようとは思っていないと話します。彼は、「秋冬の採用では、ビジネスチャンスに対する考察や業界の温度差を肌で感じる重要なチャンスです。同時に自分の能力を見極める一つの段階でもあります。最終的にどこに就職するかは、もう少し考える」としました。

    卒業生の一部は様子見の状態であることは、就職フェアに参加した企業側も実感しています。秋冬の採用はすでに終了間近にも関わらず、企業の採用計画のたった3分の1しか達成されていない企業もあるからです。

    数年前までの企業説明会では人の山をかき分けて履歴書を提出するなど、就職を急ぐ学生たちが多く見られたのに対し、現在の95後の大学生たちは比較的冷静で、インタビューした学生の3分の1がすでに内定をもらっているが、雇用契約へのサインは急いでいないとしています。

   学生たちが秋冬採用でこうした様子見をしているのは、来年の春の採用でより良いチャンスを狙っていることに加え、大学院生や公務員、「選調生」(地方政府の党組織が各地のエリート大学から選抜する幹部候補生)、事業単位の試験もこの時期に集中して行われるなど多様な選択肢があるため、就職先の決定を急いでいないようです。

    蘭州交通大学の学生募集・就職指導処の蘇程処長は、「こうした現象は、95後の自己意識の高まりと関係している。彼らは今、焦って労働契約を結ぶのではなく、自分に合った、満足できる就職先を見つけてから契約しようと考えている」と語りました。

    新卒生就職サイトがこのほど、2018年度卒業生の就職状況に関するアンケート調査を実施した結果、2018年度の大卒生は、就職が生計を立てるためだけのものとは考えておらず、自分の興味とマッチし、自分の成長を実現させてくれる場であることをより重視していることが分かりました。データによると、回答者のうち約52%は、自分の興味とマッチするかをより重視しており、約43%は今後のキャリアアップのチャンスがより多く、自分を成長させてくれる仕事が就職先を決める上での判断基準だとしています。また、約21%が給料を第一に考えているという結果となりました。

    また、若者の間で「ゆっくり就職」の特徴が見られるもう1つの重要な原因として、上の世代の人の目には決して「まっとうな」職業とはみなされていないような職業が実は若者たちに職業を提供する新たなルートになっている点です。北京林業大学英語学科4年生の胡さんは、挿絵クリエイターを職業として選択し、微信(WeChat)の公式アカウントやネットショップを通して、自分の作品を商品として販売しています。

   またデータによると、大学生の選択はより開放的で、多様化しており、ネットショップのオーナーや挿絵クリエイター、フリーカメラマンなど、非常に独立したフリーランスな職業で収入を得て、自活できるような学生も一部生まれているため、卒業後に安定した仕事を探そうと慌てなくなっているとしています。

扫描二维码关注智农361公众号,了解更多农事资讯

手机长按二维码识别

[责任编辑:] 标签: 万人 学生 大学 年度
您可能喜欢的

友情链接

微信分享