すべては自然の成り行きに任せる
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医学博士 北京東盛和科技発展有限公司取締役会長 北京嘉博文生物科技有限公司生物研究所所長
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·1964年10月12日 生まれ ·1987年 チチハル医学院を卒業 ·1993年4月-1999年4月 九州大学で留学、医学博士学位を取得 ·2000年2月 帰国、北京東盛和科技発展有限公司を創立 ·2001年 北京嘉博文生物科技有限公司を創立 ·2003年1月24日 中関村優秀留学帰国企業家代表として胡錦涛主席の接見を受けた ·2003年8月 内閣官房長官であった福田康夫氏が北京東盛和科技発展有限公司を見学 ·2004年9月24日 北京東盛和科技発展有限公司が北京市政府に中関村優秀留学人員企業の称号を授けられた ·2008年3月 中国人民政治協商会議全国委員会第11回一次会議海外代表 ·2008年6月 中国致公党中央委員会委員
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1、九大で留学していた間に、最も印象深いことは何でしょうか。 日本で留学の日々は僕に真面目で科学的な態度そして質素で勤勉な精神を育ててくれました。 2、中関村科技パークで「中日民間友好使者」と呼ばれているそうですが、中日の民間交流を深めるために、一番大切なことは何でしょうか。 中日間の民間交流を深めるに重要なのは謙虚な態度、信用を大切にする精神、そして、相互理解、明確の目標と互恵関係だと思います。 3、いくつかの仕事を掛け持ち、ご多忙な毎日を送られていると存じますが、仕事と休みのバランスをどのようにとっているのでしょうか。 どんなことをしても、重点をおさえることが大事だと思います。仕事から楽しさを求め、よい生活習慣を付け、休息と体の鍛えを両立しているのです。 4、金融危機の影響で、政府は卒業生の自主創業を呼びかけていますが、創業に成功した一人の先輩として、後輩に何か経験やアドバイスなどがありませんか。 そうですね。危機も時機を孕んでいると思います。だから創業にはまず明確な目標を定め、政府の支援と優遇政策を利用し、創業前の調査研究などの準備を整えて、一旦決めたら最後までやりぬき、三年内にしっかりとした基礎を固めることが大切です。また国際情勢と国内の政策を把握することが必要で、社会の発展に応じなければなりません。最後に、技術開発、環境保護、バイオロジー、省エネルギーなどの分野はお勧めです。 5、2011年には九大創立100周年になりますが、九大の今後の発展にどんな提案或は祈願がありますか。 九州大学は世界的トップクラスの大学に成長し、国際的な科学技術の人材をより数多く育成し、教育改革と産学官連携によるイノベーションに自分なりの道を作り出すことを祈っております。
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