世界水準の大学構築を目指す国家プロジェクトとして、「211プロジェクト」、「985プロジェクト」を実施し、100校以上の大学を選んで重点的に整備を進め、目覚ましい成果を挙げてきました。その一方、対象が長年固定化されてきたこと等に起因する弊害も出てきたことを背景に、2016年10月24日国務院から、これに代わるものとして「世界一流大学•一流学科建設の統一的推進のための全体案」を発表しました。
“双一流”建設は 以下、三つのステップがあります。一、2020年までに、中国の若干数の大学と複数の学科が世界一流レベルに達し、若干の学科が世界一流学科の上位に入ります；二、2030年までに、より多くの大学と学科が世界一流レベルの仲間入りを果たし、若干の大学が世界一流大学の上位に顔を出し、複数の学科が世界一流学科の上位に入ります。高等教育全体の実力を飛躍的に向上させる――ことなどを目標に掲げています。三、今世紀の中ごろまでには、一流大学と一流学科の規模および実力は、世界の上位に入り、「高等教育強国」がほぼ出来上がる計画です。
また、関係者によると、第一回“一流大学と一流学科”リストは今年8月末にて、正式に発表される予定です。
2017年7月ESI中国内陸高校Top100
2017年7月ESI中国内陸高校Top100の状況と5月の結果を比較しました。統計結果によると、今回大部分のTop100校は進歩が見られます。北京大学は国内トップ、世界ランキング112位、入選学科も21個に達しております。中国科学院大学の世界ランキングが117位、国内2位。浙江大学の世界ランキングが131位、ESIトップ1％の学科総数は18個；また、清華大学の世界ランキングが134位、ESIトップ1％の学科総数は16個となっていました。
2017年5月と比べ、大部分大学の世界ランキングがアップしました。その内、増加幅が最も大きいのは、深圳大学で、5月より34位アップしました。また、南方医科大学、重慶医科大学、華北電力大学も比較的に進歩が大きいです。
