中日関係の多事多難ぶりが続いているが、日本の大学の多くは、依然として、中国人留学生の受け入れを拡大し、中国の大学との協力?交流を強化することに熱心です。日本の大学が中国人留学生の誘致に熱心であり続ける理由は、一体どこにありますか。人民日報海外版が報じたました。
○訪日留学生総数の約半分を占める中国人留学生
現在、訪日外国人留学生の総数は約21万人、うち中国人留学生は約9万人と、日本で学ぶ留学生総数の約50％に上り、留学生全体で最大多数を占めています。
ここ数年、中日両国の大学の協力·交流活動はますます盛んになり、それに伴い、日本で学ぶ中国人留学生の留学スタイルもだんだんと多様化してきました。
○日本政府、留学政策を改善し外国人留学生誘致を拡大
日本政府は数年前から、日本で学ぶ外国人留学生の数を増やすために、留学政策を積極的に推し進めてきました。2008年7月29日、政府は「留学生30万人計画」を打ち出しました。文部科学省は2014年、「スーパーグローバル大学創成支援」計画を制定しました。対象となる37大学に対し、年間1億円から4億円の支援金を給付するとしました。同計画の指定校のうち、早稲田大学、京都大学、九州大学、名古屋大学、岡山大学など約10校は、これまでに中国に連絡処を開設しています。
○活発に展開する中日民間の双方向交流
中日両国の民間文化交流は、停滞することなく続いてきました。中日二国間経済·貿易関係が持続的に発展するに伴い、科学技術分野のみならず人文交流の分野でも、両国関係は著しく発展しました。中日双方の大学交流·協力は極めて活発かつ密接に展開しています。
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