中国、日本、韓国の大学生は卒業シーズンを迎え、大きなプレッシャーに直面しています。中国は今年も新卒者の数が過去最高を記録しました。韓国は経済が低迷し、失業率が上昇しています。日本は、経済が回復しているのを背景に、就職の環境も改善の兆しが見えており、卒業後就職することを選択する学生が大幅に増加しています。深刻な就職難に直面し、中日韓の大卒者はどのようにそれに対応しているのでしょうか?中国青年網が報じました。
最近発表された「大学生就職力診断報告書2015」によると、一線都市での就職の競争が激しさを増しているのを背景に、大卒者の6割が二線都市での就職を選択しています。そのような都市は、一線都市よりも生活費が安く、收入は、三、四線都市よりも多いです。
近年、韓国は経済が低迷し、失業率が上昇しているのを背景に、多くの大学生が「卒業すると失業」という苦境に直面しています。15年を例にすると、ソウルの大学の就職率ランキングで、5年連続首位だった韓国産業技術大学の就職率でさえ73.1%にとどまりました。
日本経済新聞電子版の中国語版の報道によると、15年新卒人数は56万4025人で、うち72.6%に当たる40万9754人が就職しました。