就活戦線が本格化しているが、大学入学時の偏差値と入社後の仕事ぶりに相関性はあるのか。その参考になりそうなのが週刊「エコノミスト」が調べた「使える大学ランキング」です。
昨年夏、東西の有名企業約100社の人事部に「絶対秘密」を条件に入社後の出身大学別評価を聞きました。調査方法は、過去の採用実績上位10大学について「基礎的な学力」「語学力」など8項目を各10点満点で評価してもらいました。
トップは大阪大で、ベスト3は関西の大学が独占しました。東京大は「コミュニケーション能力」「リーダーシップ」の評価が低く4位で、九州大学は5位でした。ちなみに、「基礎学力」は京都大、東京大が満点評価、「語学力」は大阪大、「コミュニケーション能力」は大阪大、神戸大、「リーダーシップ」は神戸大が高評価でした。