河北医科大学第二病院口腔外科主任医師、教授 |
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1978年
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河北医学院医学学部卒業
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1992-1993年
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日本旭川医科大学歯科口腔外科にて研究をしていた
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1997年
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河北医科大学医学修士学位を取得
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1999-2000年
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中国政府派遣研究員として九州大学歯学府にて研究をしていた
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2001年
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九州大学博士後期課程に進学
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2005年
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九州大学歯学博士学位を取得
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現在
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河北医科大学第二病院口腔外科主任医師、教授
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1、 先生は九大に留学に行く前、既に20年間近く病院にて勤務していて、しかも大きな成績を収めていました。なぜその時留学に行くことに決めたのでしょうか。 理由は二つあります。まず、「七十の手習い」とのことわざの通り、学ぶことに境界はないのです。我が国では大学入試が再開後、一番高い学位は博士学位となりましたので博士学位を取得することは私の夢となりました。それから医者との職業の関係で日本における先進的な専門知識と豊富な臨床経験を身につけるため、2001年に博士後期課程に進学したのです。 2、九大での5年の留学生活はいかがでしょうか。福岡に対する印象はいかがでしょうか。 九大で過ごした5年間で国内で学べないことを沢山身につけました。専攻知識、先進的な技術が身に付いたほかに日本人の真面目さ、厳しさと勤勉さにも感動しました。日本人の素質の高さに切に感じられました。留学生活ときたら誰とも同じでしょう。辛いこともいっぱいありましたけど、楽しいこともありました。また成功もあれば、失敗もありましたが、夢のために、最後まで頑張ってきました。 福岡は綺麗で、九州における一番大きな国際都市です。また福岡県の政治的、経済的、文化的の中心でもあります。国際空港があり、交通が便利ですし、物価も安く、住みよいところのイメージです。 3、 唐先生は口腔顎顔面外科に関して研究と教学を30年近くもなさっていて、しかも大きな業績を上げています。では、素晴らしいお医者さんになるには、どんな条件または素質を持っていなければならないのでしょうか。 医師とは人命・病苦を救う神聖なる職業です。 優秀な医師になるには、下記の素質を持っていなければならないと思います。 まずは医者としての高い得、優れた医術を持っていなければなりません。それから、豊かな心で誠心誠意、患者様に最高のサービスを提供するよう心がけていることが必要です。 4、 口腔顎顔面外科領域における種々の疾患をご紹介いただけないでしょうか。どのようにしてそのような疾患を防げればよいのかアドバイスをお願いできないでしょうか。 口腔顎顔面外科における疾患に多く見られるのは、口腔顎顔面の炎症及び腫瘍、口腔顎顔面外傷、顎顔面畸形等です。 以上のような疾患を防ぐには、日常的な予防が必要です。例えば、口腔ケアは口腔顎顔面炎症の発生を有効に防ぐことができます。また、口腔顎顔面損傷にならないように普通気をつけなければなりません。それから、よい生活習慣を確率させ、体を鍛えて、抵抗力を強め、良い気持ちにし、睡眠薬や鎮痛剤などを飲まないようにし、または控えるようにしたら、口腔顎顔面畸形と腫瘍が防げられるのです。 5、 どのようにして口腔健康になるのかについて、アドバイスをいただけませんか。 口腔健康状態が体の健康につながっています。口が消化器の入口で、口腔の健康は胃腸の健康、それから全身の健康に大きか関わりを持っているからです。お口を清潔にすることは全身を健康にするまず初めにしなければいけないことです。口腔健康のため、以下の通り普通口腔ケアをしたほうがいいと思います。 1) 朝晩歯磨き、食後の歯磨きやうがいの習慣を身に付けること。 2) 歯に疾患が生じたら、できるだけ早く治療を受けること。 3) 口腔内の不良修復物をできるだけ早く見つけ、それから除外しなければならない。 4) 歯が欠損したら、できるだけ早く治療を受け、補綴すること。 5) 毎日、歯を軽く叩いたり、歯茎をマッサージしたりするようにすること。
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