5日午前、第12期全国人民代表大会第1回会議が北京で開幕しました。胡錦涛国家主席、習近平中国共産党総書記ら中国の指導者および今期全人代の代表凡そ3000人が出席しました。これが、今期の全人代代表の正式な仕事始めとなります。
新たな代表は、初めて都市部と農村部から同等の人口の割合に基づいて選出されており、第一線の労働者や農民の代表の比率が大きく上昇し、党や政府指導者の代表の比率が明らかに減少するなど、代表構成が一層最適化されました。
今回の会議は指導部の交代が行われる大会で、12日間半に渡って開催されます。会議では、政府活動報告などを審議するほか、代表たちが国務院の機構改革や職能の転換案について審議・表決します。また、大会今期の国家機関を選挙・決定します。