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1963年 | 生まれ |
1985年7月
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四川大学ニュース専攻を卒業、文学学士学位を取得 |
1997年
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福岡大学大学院法学研究科で法学修士学位を取得
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1997年から
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四川大学法学院勤務
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2004年1月ー12月
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中国国家留学基金委員会の援助により“中国政府派遣研究員”として九州大学で研究をしていた
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現在
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四川大学法学院副教授、知的財産権及び会社法専攻修士課程指導教師、中国法学会知的財産権研究会理事、中国国際経済貿易仲裁委員会ドメイン名紛争解決センター専門家、四川省成都市中級人民裁判所人民第三法廷裁判員、四川省工商局著名商標審査委員会委員、四川省成都市武侯区裁判所裁判員、専門弁護士
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1、曾先生は2004年に九大にて知的財産権の研究をしていましたね。留学中一番印象に残っていることをお聞かせいただけないでしょうか。 九大は開放的な教学システムがあり、それは勉強好きな学生たちに対して大変役に立っています。法学専門である私はその時興味を持っていた学部と院生向けの科目を選択科目として履修した、傍聴したおかげで、多くの先生方と学生たちと知り合い、議論しながら研究を遂行してきまし た。九大のカリキュラムはかなり柔軟性があり、先生たちは柔軟性のある生徒主導型の授業を行い、学生の学習 能力を最大限に引き出します。 また、留学生の日本語能力を上達するため、留学生向けの日本語教育センターが設置されています。そこで無料で日本語が勉強できます。先生方のおかげで、私たち留学生の日本語がだんだん上手になりました。 九大の図書館には日本語、英語などの書籍がいろいろあります。特にそこの専門データベースは深く印象に残っています。 2、曾先生は教師だけでなく、弁護士でもあります。それは全然違った職業のような感じがしますが、その二つの身分をどう考えているのでしょうか。教師の仕事は弁護士の仕事にどのような影響を与えるのでしょうか。 教師の仕事が好きですので、現在は教学を主としています。法律は実行性、操作性の強い学科ですから、理論と実践とをよく結合すればこそ、法律という学科をうまく理解できるのだと思います。教師の仕事は主に理論的で、弁護士の仕事は社会活動を対象とし、両者はどちらとも不可欠だと思っています。 3、先生は教師のほかに幾つかの仕事も兼任しているようですが、普通きっとお忙しいでしょう。では、どのようにしてストレスを解消し、リラックスするのでしょうか。 仕事以外、私は主婦、母親でもあります。その違った身分の転換も一種のリラックス方法と言えるのではないでしょうか。暇な時、音楽を聴いたり、面白い本を読んだり、映画を見たり、田舎に行ったりします。そのほか、仕事の時間と休息の時間のバランスをよく取れるように、週末にはできるだけ仕事をしないようにしています。 4、現在外国へ留学に行きたい学生が多くいますが、修士課程の指導教師として学生に九州大学を薦めますか。 是非薦めます。理由は1の回答の通りです。 5、最後、現在九大で留学している学生又は留学意欲のある学生に何か励まし言葉をお願いできませんか。 留学のチャンスを大切にし、よく勉強してください。専攻知識のほかに日本文化もよく勉強してください。留学を通し、視野、また観察と比較の視角が拡大され、人の胸と観念ももっと広くなります。“海は百川を納め、容の大なる有り”ということわざの通り、海外留学の経歴は得難い財産です。日本文部科学省の実施している生涯学習という重要な人生理念は私に大きな影響を与えました。それでお互いに励まし合いましょう。
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