中国の2013年度大学院修士課程入試のオンライン募集が10月31日午後10時に締め切られました。今年の受験者数は過去最高の約180万人規模になる見込みです。
統計データによると、中国の大学院入試の受験者数は2012年度が前年比9.6%増の165万6千人になるなど8年連続で100万人を超え、増加幅は3年連続で10万人以上になりました。2013年度も過去最高数となることが確実視されています。
北京大学や中国人民大学、中国農業大学など北京の大学の図書館や自習室を取材に訪れてみると、勉強中の学生であふれ、そのうちの多くが大学院生試験を受験する学生でした。
今年、倍率がさらに高くなることについて、「今年の募集人数は50万人程度。一方、受験者が180万人だとすると、倍率は約3.3倍になり、合格できるのは3人に1人以下ということになる」とのことでした。