李小年 |
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1986-1990年 | 安徽大学外国語学部 英米文学専攻 学士 |
1990-1996年
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安徽大学外国語学部 英米文学専攻 講師 |
1996-2000年
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上海外貿学院 国際経済法専攻 修士
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2002-2005年
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九州大学 国際商法法学専攻 博士
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现任
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上海市宝山区政協副主席 宝山区商務委員会 副主任
上海市宝山区 濱江開発建設管理委員会 副主任
カナダUBC大学 客員教授
国際統一私法学会 訪問研究員
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1、どういうきっかけでJICAプロジェクトを通して日本に留学にいらっしゃったのでしょうか。なぜその時、九州大学をお選びになったのでしょうか。九大留学中、一番印象深いことは何でしょうか。忘れられない人がいたのでしょうか。 中国がWTOに加盟したばかりの2002年の頃、博士課程に進もうと考えていましたが、ちょうどその時、JICA長期研修生プロジェクトによる選抜が初めて上海などで行われることになりました。それに、私の研究方向は国際的プロジェクトである九大国際経済法プロジェクトと一致しているし、社会科学院外事処と法学所の推薦により、厳しい競争に勝ち抜いて九大留学のチャンスを得たのです。九大留学中の忘れられない事と言えば言いきれないほどあります。日本国民の素質、教育と研究の科学性と厳密さには深い印象を残しました。 2、現在、九州大学へ留学に行きたいと思っていますが、指導教官との付き合いなどが心配だったり、日本語が全然わからなくて、専攻の勉強が順調に進められるのかと不安だったりする学生が多いそうです。それに対し、どう思いますか。ご意見を聞かせていただけませんか。 JICA長期研修生プロジェクトは英文コースです。私は学部生の時が英語専攻で、何年間も大学の英語教師としても働いてたので、卒論は順調に進んできました。九大の先生は厳しいですが、優しくて付き合いやすいです。一生懸命日本語を勉強して、指導教官とよく交流して、なるべくはやく新しい環境に慣れたほうがいいかと思っています。 3、全国統一大学入試(高考)が近づいてくるので、何を専攻すればいいのかということには親たちと学生が関心を持つようになりました。大学に入る時、いい専攻を選択できれば、成功に係わるという言い方もありますが、先生も専攻を変えたことがあるそうですが、こういう言い方について、どう思いますか。 人は一生勉強し続けるべきだと思います。学校での勉強だけではなく、仕事から経験を積むことも必要です。大学院の時に専攻を変えましたが、国際経済法という専攻は英語力が問われますので、学部生の時習った英語は修士課程と博士課程の勉強に大変役立ったのです。 4、現代の女性にとって、仕事と家庭を完璧に両立させることはは難しいそうですが、弁護士また役員として、普段は忙しいでしょう。では、多忙な仕事をしながら、家庭と両立するポイントやコツを聞かせていただけませんか。 働く意欲の強い女性としては確かに他人より大変ですが、母が子供の面倒を見てくれたりして私を支えてくれました。子供がまだ小さかった頃、休日は普通家族と一緒に過ごしていました。夜は研究をやりますので、もう何年間もテレビを見ていないです。今子供が大きくなったから、すこし楽になりました。幸いなことに研究の仕事は家でもやれますので、仕事と家庭を両立させることができたわけです。 5、九州大学中国OB会は2004年成立して以来OBの皆さまのご協力を得てOB会活動も年々その輪を広げております。去年、OB間の連絡と交流をもっと深めるため、博多茶室を開設しましたが、これからの活動の開催形式などに対し、何か希望又はアドバイスをお願いできますでしょうか。 九大中国OB会と「博多茶室」の成立がOB間の連絡と交流を大いに促進できると思います。上海にいる私たちも OB会のお知らせを通じて活動に参加することができます。上海で働いている20名ぐらいの九大OBが自発的に上海筥崎会を成立し、定期的に会合をしています。また、この間上海福岡留学生会も成立しましたが、その中から日本語が上手で活発な人を一名選んで広報係りに担当させたらどうかと思います。そうなると、上海の活動情報はすぐに九大中国OB会に知らせることができます。
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