心理学博士 華東師範大学講師 すべてのステップでは、 骨の折れる努力をしなければなりません
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1981年1月8日 | 生まれ |
2008.10-2011.9 | 于九州大学人间环境学府攻读博士学位 |
2011年10月から |
華東師範大学心理と認知科学学院 講師 |
2013.9-2015.8 | JSPS外国人特別研究員として九州大学にて研究 |
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1、当時、「国家建設高水平大学公派研究生項目」に申請した時かなり苦労したそうでが、どんな原動力で九州大学へ留学する道を選んだのでしょうか。 自分の知識構造を築きなおし、学術視野を一層広げたい夢を持って、留学を選びました。各種な原因で九大人間環境科学府に申請するにはかなり苦労しましたが、諦めようと考えていた時に、九大北京事務所の先生からいただいた励ましと助けは留学の決心を強めました。それと同時に、箱田先生もいろいろ援助を与えてくださいました。 2、留学していた3年間に、どのように勉強生活を整理しましたか。 自分で作った時刻表を厳守し、専門の文献を読むことと日本語を習うことは毎日必ずすることです。チャンスを逃がさないように指導教員とコミュニケーションをしました。箱田先生が指導していた十数名の学生のうち、私と先生の交流は一番多かったです。こういう交流は順序に学業を完了するのに大きな役割を果たしました。 暇の時に、公園に行ったり、ボランティアをしたり、空港に行って飛行機の離着陸する姿を撮ったりしていました。 3、今年は「国家建設高水平大学公派研究生項目」が実施されてから6年目になりました。この項目に申請する学生たちに何かアドバイスがありませんか。 留学することは自分自身へのチャレンジでもあり、自分自身を改善することでもあると思います。国外にいて、いろいろな人やことに接し、思考力もアクティブになれば、視野もオープンになります。それから、誘惑に耐えられることも大切です。アルバイトはすすめません。お金を少し稼ぐことができますが、たくさんの時間をかけて学業と関係ないことをするのは有害無益だと思います。また、留学はつらいことでもあります。慣れた故郷のおいしい料理も食べられないし、友達もそんなに多くなくて寂しさに耐えなければなりません。 4、九大にいた間一番大きな収穫は何でしょうか。 自分の運命を変えた先生に巡り合ったことです。指導教員箱田先生の熱心な指導の下で、専門勉強ではかなりの進歩を遂げ、研究に興味を持ち、学術研究のフィールドで歩き出しました。卒業後帰国しても、箱田先生と連絡を保ち、常に先生からの指導を受けています。そういうように指導を頂いていることは魯迅の作品「藤野先生」のことを思い出させました。 今年の11月10~15日に先生が上海と杭州に訪問・交流しに来ました。初めての中国訪問ですが、中国に対する理解を深め、中日両国の友誼も促進されました。 5、九州大学に留学する後輩たちに一言をお願いします。 近道はありません。すべてのステップでは、骨の折れる努力をしなければなりません。
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