中国大学入試センター試験「中国統一高考」が本日(2011年6月7日)開始されます。今年の受験生は933万人です。中国大学入試センター試験の受験生の数が3年連続減となっていました。(2009年は1020万人、2010年957万人、2011年933万人)
受験生減少の理由としては、受験年齢層の人口が減ってきたことや、高校を卒業後、中国国内の受験を受けずに、海外の大学へ直接進学を希望する学生の増加や受験放棄をする学生が増えてきたからだと専門家はいいます。
中国学生の海外留学先人気国は、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージランド等英語圏国が目立つとともに、日本、韓国、香港地区、等アジア圏への留学も増えているようです。
また、昔と比べ大学の進学率も高く(大学に入り易く)なったのも受験放棄の一因である。各大学が年々学生定員数を増やしたことで、今年の進学率は72.3%までになります。90年代の進学率30~50%「大学合格=登竜門」という価値から(随分)下がってきました。
2011年度中国大学総合ランキング
1位:北京大学
2位:清華大学 (セイカ)
3位:复旦大学(フタン)
4位:中国人民大学
5位:浙江大学 (セッコウ)
6位:南京大学 (ナンキョウ)
7位:中国科学技術大学
8位:上海交通大学
9位:北京師範大学 (シハン)
10位:南開大学