【新華社北京6月9日】中國の溫家寶首相が８日、國家博物館で、首相特使の麻生太郎元首相、中日両國の映畫、テレビ、アニメーション、漫畫界の代表と會見で、両國が共同開催する映畫テレビ週間とアニメーション漫畫フェスティバルの開幕式に出席しました。
溫首相は次のように述べました。昨年日本を訪れた私と日本の指導者は、映畫テレビ週間とアニメーション漫畫フェスタの共同開催で合意しました。両國人民、特に青少年が喜ぶ方法で、相互理解と感情を深めることがイベントを開催する目的です。日本側が大地震と津波がもたらした困難を乗り越え、予定通り中國でイベントを開催したことは、日本が両國の文化・人的交流の促進を重視していることを示すもので、中國の観衆から歓迎されるでしょう。両國の映畫テレビ、アニメーション漫畫會社と関係者が相互勉強と協力を強化し、中日友好のきずなとなる優秀な作品を、両國人民により多く提供することを望んでいます。
麻生氏は「日本代表団を率いて北京を訪れ、映畫テレビ週間、アニメーション漫畫フェスタに參加できたことを喜んでいます。日本政府と社會各界は中國との文化交流を積極的に支持しています。両國が共同開催する映畫テレビ週間とアニメーション漫畫フェスタは、雙方の相互理解を深め、両國関係の発展を促すことに重要な役割を果すでしょう。
両國の映畫テレビ、アニメーション漫畫界の代表は次のように表明しました。映畫テレビ週間とアニメーション漫畫フェスタの共同開催を契機に、両國の文化交流と產業協力を促し、中日関係の発展を促すために貢獻していきたいです。
會見のあと、溫首相と麻生氏は映畫テレビ週間、アニメーション漫畫フェスタ開始のボタンを押し、両國の少年児童、映畫テレビ、アニメーション漫畫関係者と共にイベントを見學しました。
