「2011中国大学校友寄付金ランキング」が11日に発表された。浙江大学が校友から受けた寄付金が最多で5億2400万元となり、中国の大学校友寄付金としては過去最高を記録した。うち中国の大手電機メーカー?歩歩高の段永平?董事長(会長)が母校の浙江大学に寄付した2億4600万元が最多。 調査結果によると、寄付は計638件、寄付金総額は27億元以上、平均寄付額は約428万元。 ランクインした大学のうち、寄付金総額100万元以上は98校。うち北京地区は、校友から100万元以上の寄付を受けた大学が14校、寄付金総額10億8千万元に上り、国内すべての省?自治区?直轄市のうち、大学数?寄付金総額共に最高となった。 実業界で活躍する校友の寄付が最も盛んで、民営企業家が中心となっている。学界校友からは、北京大学の王選?アカデミー会員、陳コンキュウ?教授が共同で母校に1千万元を寄付、中国国内大学教員の寄付記録を更新した。清華大学卒の言語学者、故?季羨林氏が3位。 地域別では、寄付金が比較的多い大学は主に北京、広東、浙江など経済?教育の両面で比較的発展している東南の沿海部に集中している。寄付金総額1千万以上の大学が最も多いのは北京地区で6校、広東?上海が各4校で続いた。 このほか、福建?江蘇は各3校、湖南?天津?湖北?吉林?四川?江西などの地区が各2校だった。